このレビューはネタバレを含みます
登場人物全員の物語が中途半端すぎて消化不良。色んなキャラクターがそれぞれ背負っているものが何なのかはっきりしないままストーリーはどんどん進んでいって、最後はゴジラを倒して何かみんなハッピーになった風。これでみんなハッピーにするには強引すぎないか？2時間にまとめるのにこだわったのかな？それぞれの重たいバックグラウンドにちょっとだけ触れて終わりなのにはかなり悶々とした。
安藤サクラの役は何のため？ベビーシッターにそんな濃いキャラ設定いる？生きて帰ってきた敷島をすごい敵視してたのに、赤ちゃんだけでころっと良い人になっちゃうの？
佐々木蔵之介のちょい役感、山田裕貴はなんで戦争に行けなかった？青木崇高との確執はあれで溶けたの？軽くない？吉岡秀隆博士、結果ノーダメージだったあの作戦さすがにきつくない？
ゴジラの怖さと迫力は良かったし、そこに関しては映画館で観て良かったと思うけど、それだけだったかも。。戦後すぐの街の雰囲気が詳細に描かれてたのも、この監督ならではだけども。。
良い役者を非常に勿体なく使ってしまっていて残念。。
