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ゴジラ-1.0のogのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

初代&シンゴジ至上主義者の雑感。

監督が監督なのであんまり期待してなかったけど、よかった。

邦画臭さとVFXのスゴさの交互浴。
というかゴジラ絡みの画がめちゃくちゃ最高で完全にチャラ。お釣りまで出る。

まず大戸島での登場シーンでアガった。初登場はもっとクドく引っ張るかと思ってたけど、ライトを向けたら“いる”ってのが渋くて最高。しかもあのサイズ感。大好物。

高雄が到着するまでの海戦もかなり良かったな。顔半分を見せながら近づいてくるときの絶望感たるや。

「オレはお前の父ちゃんじゃないぞ〜😊」、ど畜生すぎて笑った。いくら事実でもそれはちょっと…

銀座上陸のシークエンスも類を見ない容赦なさに感服。ゴアシーンはないけど苦手な人は多そう。それに東京にキノコ雲つくって黒い雨降らせるなんて、すごいっすね。こんなんハリウッドじゃできないですもんね。欲を言えば、上陸前の様子をもっと見せてほしかった。破壊する前に思い入れを抱かせてくれ。

伊福部音楽の使い方、大正解!!!!

熱線の演出(尾びれが出っ張って、吐く瞬間に引っ込むやつ)、初めは機械っぽくて抵抗あったけど慣れると悪くない。

オキシジェン・デストロイヤーの翻案的な作戦に感心。

「かなり特殊」な戦闘機の引き出しがそれしか無かったので、「まさか震電ちゃうやろな〜笑」とか思ってたらマジで出てくるし大活躍だしでたまげた。

民間船大集合の絵面、あまりにも『ダンケルク』。

上顎をふっとばされたゴジラ、「生き物の死!」って感じでグッときちゃったな。



【こっから悪いところ】
やっぱり演技に臭さを感じる。役者というより脚本の問題?喋りすぎ感。

佐々木蔵之介の役どころのあのアニメキャラみたいなコテコテの造形、苦手だった。

子役の泣き方がマジ泣きで不安になった。
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