パルパティーン

ゴジラ-1.0のパルパティーンのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.5
11月一番見たかった映画である。IMAX GTレーザーで鑑賞。ゴジラの咆哮が地響きのように伝わってくるので最高であった。期待値を多少上げすぎたかなと思った。

戦後にこのゴジラ出現による絶望感はやはりメンタルをえぐってくる。この絶望感はやはりこの映画の醍醐味である。さすがゴジラである。ゴジラの造形もよくて、あの青白い色の感じが他のゴジラ映画とは少し違うなと感じた。少し山崎貴監督らしさが出ているかなと思う。言語化は難しいが。

人間サイドのお話では出ているメンツの豪華さでしっかりと固めて来ているなとわかる。神木くんの演技良かったけど最初のなよっている部分は要らなくねと思った。人間ドラマ部分主に神木くんと浜辺美波でお互い泣きながら励まし合っているシーンで少し気持ちが下がった。何を見せられているのだろうかと。安藤サクラの演技が本当に素晴らしい。嫌味の言い方や表情作りが素晴らしい。作戦を立てて実行に移すシーンが一番の見ものだが科学の力はすごいなと実感した。当時ならこのような方法かもしくは他の別の案ぐらいだろうなと思う。
まあ特攻して華々しく散っても良かったのかもしれないかなと多少思った。

ツッコミどころはいくつかあるが次回作などの伏線なら別にいいかなとは思っている。個人的にちょっとなーと思う部分がなければもう少し評価は高いかなと思うし、シンゴジラの方が面白いかなと直感的には感じた。


2023年105本目