国、政府の存在など、全部排除して、1人の男の終わらない戦争、死に場所、生きる意味、に焦点を絞って描かれていたことで、わかりやすく感情移入もしやすく、見やすかった。
過度な演技も説明的なセリフの多さも、誰にでも映画を楽しむ手法として、効果的だったんじゃないか。
兎にも角にもゴジラの無情な迫力は圧巻。
絶望に次ぐ絶望で、ホントに怖い。
放射熱線を蓄えていき、容赦なく放射する場面は恐怖。
誰も死なせない、戦って生きること。
生きてこそ。
戦争の無意味さも感じることは出来た。
ただ、全ては男による男のためのもので、女子供は蚊帳の外であることにモヤモヤ。
女性は守られるだけの存在でしかないのか?
そこが残念。