A鯉just

ゴジラ-1.0のA鯉justのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
5.0
俺はな、
日本は太平洋戦争に負けてへんと思う。
無慈悲な核弾頭を落とされて半ば降伏せざるおえへんかったんや。

今回のゴジラは、当時の日本国民〜今の日本人の太平洋戦争に対する価値観(太平洋戦争に勝ったか、負けたか)に怪獣対個人というテーゼを織り込んで太平洋戦争になんらかしかの解決を見つけたんが賞賛するとこなんや。

山崎監督が描いてきた永遠の0や海賊と呼ばれた男で、他国にはわかってもらえへんかった、太平洋戦争の苦渋を欧州に分かってもらえたんがなによりの功績なんや
(どこまでいっても
両作とも
外国 対 日本
そりゃ外人は気持ちわからんわな)。

ゴジラマイナスワンは一見なにがおもろかったか明瞭じゃないし、
主役のゴジラもアホみたいな戦闘機(言わずもがなや)に突っ込まれて死んでまう。
登場人物もウジウジしてぱっとせえへん。
かもしれへんけど、

主人公の太平洋戦争に関するPTSDやゴジラとの立ち位置を考えると、
この作品がいかに邦画界において需要な立ち位置を担ってるか考えられるはずや。

それは全世界、
ベトナム戦争やドイツ西戦、ウクライナ戦線に参加した、ないしは参加者に親族に持つ映画をみる層にささったんや。

(パレスチナ問題は心底どうでもいいがな)

俺はこの作品を見る前から岡本喜八の
『肉弾』や『日本のいちばん長い日』.
イーストウッドの
『ミッドウェー海戦』『硫黄島』他にも色んな作品みて自分の歴史観を確かめようとしてきた。
けどな、、、

欧州の人からしたらうちらの太平洋戦争なんか知らんこっちゃないんや!!!!!!!

この作品がなんで海外にささったか、
ゴジラというハリウッドにも通づるキャラクターを通して、
太平洋戦争後に日本が手にした平和とは何か。先の対戦から学ぶ負の遺産という未知を教えてくれる重要な作品やったんや。
怪獣がただ暴れ回る作品以上に、
欧州は知らんかった太平洋戦争の側面を知って衝撃を受けたんや。だから前代未聞の高評価になってるんや。

まぁな、、、


あんまおもしろないけどな!!!!
A鯉just

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