このレビューはネタバレを含みます
殴り書き
・終戦後とかなのに赤ちゃんの髪の毛がフサフサでとっても清潔感がある
・3人分の生活費が必要で切羽詰まった原因なのに「生きて」と無責任なことを言う女の人
・特攻から逃げて帰ったら両親が亡くなってて近所の人にも暴言吐かれて、精神的にはギリギリでかなり追い詰められているはずなのに転がり込んできた親子に対しての反応が緩く、精神的な余裕を感じた。自暴自棄になって放置するでもなく暴言吐いて追い出すでもなく、「ここに居座るつもりか!?」って言葉だけ。
その他、戦時中〜終戦時におけるリアリティにかける描写が気になったのが映画始まりから2/5くらいまでの印象。
ゴジラはすごくかっこよく描かれていて、好きなので嬉しかった。あのテーマソングが上がる。
中盤あたりからどんどん面白くなっていって「あ〜こういう風にしたかったから前半に辻褄合わせしたのかあ〜」と勝手に思ってしまった。
役者さんは、安藤サクラと佐々木蔵之介は、しっかりとその時代に生きている感じがして良かった。
あきこの子役は凄すぎたし、一言二言しか台詞がない人でもとっても良い人もいたのが良かった。
神木隆之介も死を覚悟したあたりからグッとリアリティが増したように感じて引き込まれる演技だった。
ただ最後ののりこ生きてるのはう〜んって感じ。まあでもこの映画はそれが一番丸いのかな〜ってな納得方法。
主人公だけ生き残るみたいな主人公補正的なものがあまり好みではないのでそう感じたのかも。
追記
お家で飲み会した時のお酒注いでもらえなかった山田裕貴が良かったです。腕怪我してるから人をかき分けずに前を歩く神木隆之介の肩に手を置いてついて行っていたりとか、細かいところもリアルにしている感じがして好きでした。