このレビューはネタバレを含みます
逃げて生き延びた特攻隊員が戦後、ゴジラと対峙するというアイディアは面白い。『ジョーズ』を思わせる海洋戦や、熱線発射前にゴジラの背ビレが尾から背まで順に突き出ていくシーンなど「お！」と思う箇所もあったけど、他が予定調和すぎる。
主演俳優も叫びすぎ、台詞で説明しすぎ。
あと、物語の核となる、主人公+出会った女＆身寄りのない赤ん坊の関係性にどうしても違和感が拭えなかった。「勝手に押しかけて来た」とはいえ、一つ屋根の下でそれなりに長く暮らしているのに、他人行儀にお互い敬語ってそんな事あるか？
色々気になるところもあったけど、終盤ゴジラのテーマソングが流れるとそれなりに締まるから不思議だ。
