オマ内藤

ゴジラ-1.0のオマ内藤のネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

「ゴジラ」の描き方は120満点。星5つ。戦闘も迫力満点で素晴らしい。

気になった所。
全体的にきれいすぎる。戦後間もない日本を生きる人達のたくましさ、汚さ、ゴジラによる理不尽な破壊の惨さがあまり感じられない。

銀座壊滅で三万人以上の犠牲者が出たと説明があったが主要な登場人物は誰も犠牲になっていない。ヒロインもあれで無事だった。大勢が犠牲になったという深刻さが薄い。

破壊の化身ゴジラの凶悪さが存分に現れていたのに、その爪跡の深さや余波の描写が足りないのでバランスが悪い。黒い雨を降らせたなら、放射能汚染の被害もしっかりやってほしかった。

考察記事を読んで追記。
「-1.0」とは人類でただ一人、ゴジラ細胞を取り込んでしまった典子のことを指しているのか?それともゴジラを撃退ひたことによって細胞を拡散させてしまったことか?続編があるとしたらゴジラ細胞の侵蝕や拡散の度合いによって「-1.3」みたいに値が増えていくのか?本当のマイナスはこれからなのか?
オマ内藤

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