このレビューはネタバレを含みます
- 周りの評判がすごく良かったから観てみたけど、正直自分にはあまりハマらなかった
- 唯一めっちゃ良かったのはゴジラの熱線モーション。少しずつチャージした背ビレを一気に解放→熱線発射の流れはめちゃくちゃカッコよかった
- ただゴジラの初登場シーンはかなりイマイチだった。ゴジラの初登場はもっと「何かが来る…!!」みたいな不穏な演出で前振りしてからの仰々しい登場じゃないといやだ!あんなにスッと登場してほしくない!
- そもそも邦画をあまり見ないからか、全体的に役者の演技の外連味が強すぎるように感じた。言い回しやイントネーションがすごく舞台演劇っぽく強調されてるけど、それを映画でやると違和感あるんだよ…的な
- 主人公の神木隆之介はよくない意味で線が細くて、あんまり役にハマってないように感じた。もっとがっしりしてる人物のほうが良かった気がする
- 主人公がかつての整備士に連絡するために取った方法が最悪で引いた。あの人の戦争がまだ終わってないと思うならあんな方法はとるべきじゃないだろ
- 決戦前に主人公が「笑えますよね…まだ生きたいみたいです自分」って言った時、あの整備士には「いや俺が整備した戦闘機でお前が特攻を決める。それでやっと俺らの戦争は終わるんだからちゃんと死んで来いよ」くらい言って欲しかった
- 登場人物達の戦争観があまりにも「現代人から見た戦争」っぽくてなんか薄っぺらく感じた
- ドラマ部分のテンポが悪く感じた+脈絡のないシーンが突然挟まれてるとこが何か所かあって違和感すごかった。ビキニ環礁の原爆実験のとこ、本当に唐突に10秒くらい挟まってて「なんで…?」って思った
- エンドロールの最後にでっかく監督の名前が出てきて、さらに監督の名前だけ画面中央でしばらく止まってからフェードアウトしたの見て、監督の自己顕示欲すご…って思った