待ちに待ったゴジラ映画！
ということで監督は山崎貴
前作の「シンゴジラ」は庵野監督ってのもあって本家ゴジラ映画が邦画代表格の監督が撮り次にくるなんとも面白い系譜が出来つつあるが山崎貴って邦画情弱のおれでも不安の方が大きかった。
ただ蓋を開けてみれば文字通りアツいゴジラ映画！
シンゴジラも超好きだからどっちが上かとか付けたくないほど本作も好きなゴジラ映画だった！
戦後直後の日本
命からがら早くも怪獣のトラウマを植え付けられ帰ってきた神木隆之介がPTSDに苦しみながらも前を向いて生きていこうと決意するもゴジラが出現！
銀座のシーンエグすぎやろ！！！！
首相官邸皆殺しビームに匹敵する絶望シーン
まさかの初代の「みなさんさようなら！」のリポーターを彷彿とさせるところが痺れたし
その後の瓦礫の山で放射能の数値を確認して首を横に振るサラッとしたシーンも初代リスペクトを感じられて山崎貴最高やんけ！！
自衛隊も存在しない国を誰が守るんだ？
そう！民間で守らねばならん！！
戦争を生き残った兵士たちが死ぬための闘いではなく生きるための闘いという特攻という戦死の美学を覆すメッセージ性のアツさ
生きて、抗えとはこのこと
海上戦のゴジラはやはり初代を思い出す
シンゴジラと同じく人対ゴジラに徹底してるしなんならシンゴジラよりも政府のバックアップも米軍の力も何もない、民間だけでゴジラと戦わなくちゃならないってゴジラ史上最高にタフな展開で痺れた
まるで海上版「インデペンデンスデイ」
それでも戦場で死場所を選べなかった今を生きるべき人たちがこんなにも意気揚々とさらなる戦地へと向かう姿がこんなにもカッコいいなんて清々しいぜ
