ゴジラ-1.0のyamakのネタバレレビュー・内容・結末

IMAXで鑑賞。
戦後間もない日本に襲来したゴジラ。ソ連への刺激を避けて米国は軍事行動に出ないことを決め、兵器を持たない日本は自分たちの力で国を守らざるを得なくなった。火力では歯が立たないゴジラに対し、深海と地表の圧力差で死に至らしめるというワダツミ作戦は、最初はホントに？と思ったが、ゴジラがついに再来し、いざ作戦が始まるとそんなことは忘れて見入ってしまった。
特攻隊員の生き残りである敷島が、秘密裏にゴジラに特攻する流れや、脱出装置が付いている流れも想定はできたが、シンプルに映像と音響の迫力で魅せる手法に、圧倒されたというのが正直なところだった。日本軍の最終兵器・震電も形は見たことはあり、前後のバランスがどうなのか？と思っていたが、飛ぶ姿はかっこよく描かれていた。
どちらかと言うと人間側の動きを多く描いたシン・ゴジラも面白いものではあったが、ゴジラという脅威をダイレクトに伝える本作も、かなり楽しめた。