白いほこりのpch

ゴジラ-1.0の白いほこりのpchのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ゴジラーーー!!背中青くなってるゴジラのキーホルダー欲しいな。そんなグッズはなかったけど。待ってます!

昔のゴジラの事は全くわかんないけど、音楽にわくわくした!
ゴジラの音楽が人間が反撃するところに大きく使われていたが、私は逆で、ゴジラが暴れる方にあの音楽を大きく使って欲しい派だなーと思った。
ビームみたいなの出した後の衝撃音みたいなのが耳がぼわーってなる感じでリアルだった
IMAXじゃないのに!IMAXだとどんな感じなんだろー!

人間達がメインでゴジラがオマケっぽく見えちゃったとこはある。小さい会社とかベンチャーの社長とかみたいな人格の映画にみえた。昔のゴジラへのリスペクトを表しているのが、何故か私には逆方向に見えちゃった。
人間ドラマとゴジラが分離しているような。人間ドラマを見せるためにゴジラを使ってるように思えてしまったのは、私の意地の悪い深読みからか。

みんながんばろーみたいな、ホントの役目をやろーみたいなのいいな。日本は変わらない、情報統制がひどいってところから、じゃあ民間でそれぞれ出来ることをやってやろーみたいな!
みんながこれを見てもっといっぱい動けますように。私も。
ジブリのコクリコ坂からの大人版というか、なんだろ20代30代くらいのビジネスパーソン版みたいな感じ。

それぞれの俳優さんもよかったなー
安藤サクラさんのはじめの嫌味っぽさと姿勢や仕草がリアルくてそんでそれが超いい人でたまらん!こーゆー人いるいる!って!
佐々木蔵之介さん、演技不自然とか書かれてたけど私めっちゃよかった!こんな人そこら辺にいそうじゃん!小僧とかいってるのもたまらん!
あといろんな人が日本男児って感じで、今のイケメンもいいのかもしれんけど、これが男だ!って感じでよかった!


妄想↓


ゴジラの形が女性っぽくみえた。
爆破したゴジラの破片が動いてた事。
浜辺美波ちゃんの最後の首のもやもや。
エンドロール最後の方の暴れるゴジラの音。
これは昔の話だということ。

主人公の戦争は終わってスッキリしていても、他の人の戦争はまだまだ残っている。それにそこから戦争が始まってしまった人もいるだろう。
ゴジラもただの通りすがりで東京に来たのが、攻撃された事によって恨みとなってしまうのかもしれない。
現実世界でも戦争の残り火が何十年経った今にテロや戦争になってやっと浄化されようとしている。戦争後も女性は長い間生きにくくて本当に大事な事を世の中は二の次にしている。でもそれがあるからそれに気づき今からは女性性を大切にする世界になっていってるのかもしれない。
このゴジラ-1.0でもその残り火やあらたに発生したカルマを浄化する現実が続くのだろう。
私たちがやっていることはそこに罪や悪意があってもなくても連鎖してそれがあるから世界はあるのだなーーー。