このレビューはネタバレを含みます
ゴジラに三度も遭遇して生き延びた元特攻兵が闇落ちしてゴジラに特攻する話。
公開当日に「ゴジ泣き」がトレンドに上がっててそういう感じなの？と期待値下げて行ったらめっっっっっちゃ面白かった！！！
たしかに人間ドラマ濃い目でゴジ待ち時間もそこそこあったけど、主人公が闇落ちするのに必要なフェーズだからしっかり描かないとね！と納得できた。いやまあヒロインが主人公を建物の隙間に突き飛ばしたシーンはタックルかまして逃げ込めば二人とも助かったんじゃない？と見た人全員思ったでしょうが。
ゴジラの登場シーンにそうか今回は伊福部音楽じゃないのか…とちょっと残念に思ってたところに銀座のシーンですよ！ゴジラのテーマとともに現れ破壊の限りを尽くすゴジラ！かっっっっこよすぎてこんなん泣くでしょ！「ゴジ泣き」とはこのことだったのか！！！(多分違う)
昭和ゴジラ全部見た身としては戦時戦後を舞台にゴジラが機動力高く暴れまわってるの不思議な感じ～。
放射能吐く前に背びれが下からビコン！ビコン！と飛び出してくるギミックがかっこよすぎて商品化希望。
顔半分と背びれだけ出して泳ぐ姿はなんともキュート。背びれだけでゴジラだとわかることにクソサメ映画ならぬクソゴジ映画の可能性を感じた。
ワダツミ作戦も燃えたー！みんな大好きバトルシップよろしく帰還兵たちが名乗りを上げ駆けつける！こんなん泣くでしょ！(2回目)
「特攻」じゃなかったのにはそうだよもう戦時中じゃないんだ整備士の戦争も終わったんだとグッときた！
しかしゴジラがあれほどまでに無惨な姿で最期を迎えたのを見たことがなかったのですごいショックだったんだけど、深海にに沈みゆく過程ですでにボコボコと再生する様子にさすがゴジラ！と興奮しました！
ドハゴジのせいでゴジラ映画には製作側の愛が試されるようになったと思ってるんだけど、じゅうぶん愛を感じたしとにかく面白くてよかった！ドハティ監督もニコニコでしょう！
