このレビューはネタバレを含みます
初めてのゴジラ鑑賞!この時代にいきなり映画館にゴジラ見に行くやつなんてほとんどいないだろうな笑そういう意味では貴重なレビューかもしれない
良くも悪くもいつもの山﨑貴だった
VFXやセットなどのお金のかけ方、規模感、細かい映像へのこだわり方は洋画の大作みたいだったし、ぜひ他の邦画も追従してもらいたい。とくに浜辺美波が落ちないように電車にしがみつくシーンはモロにミッションインポッシブルで最高だった
ただ逆にドラマパートは過剰なのに希薄。全体的に顔が現代人に見えるのと戦後すぐとは思えないくらい演技が軽かった。特に神木隆之介がハマってない。(アルキメデスの大戦での成功もあったし菅田将暉だと結構合いそうかも?スケジュール空いてなかったか、、)佐々木蔵之介や吉岡秀隆も戦争経験者とは思えないヘラヘラ具合で、リアルさがない。役者は実力ある人たちなので、監督の問題なのかなと思ってる。安藤サクラと山田裕貴はグッド👍
神木隆之介の特攻からと大戸島でのゴジラへの攻撃からの2つの"逃げ"に起因する葛藤も、長いこと描かれる割には不透明な部分や非合理的な部分が多くて共感できなかった。ゴジラへの特攻というアイデアは感心したけど。
そして、浜辺美波が最後生きてたシーンは本当にあり得ない。銀座への襲撃の後、浜辺美波の遺影をはっきりと映して観客に死んだと思わせておいて、実は生きてました!なんて通用しない。それはどんでん返しでも感動のヒューマンドラマでもない、ただの嘘だ。
(ラストシーンの浜辺美波の首はなんだったの???続きあるの?)