このレビューはネタバレを含みます
なんというか苦手意識のある山﨑監督作品。好きなゴジラだし盛り上がっているから行こうと決意
ゴジラパートだと恐怖の象徴としての原点のゴジラが見られたので満足。
テーマ曲の使い方もいかにもな昭和な感じが出ていてファンなら喜ぶと思う。(一応褒めてます)
ただ人間パートが受け付けない
山﨑監督は未だ臭い展開を好むのでやはり好きになれない。ああいったことするとゲンナリすることになぜまだ気づかないのか。
神木隆之介さんや浜辺美波さんのご都合展開は感動がかなりダダ下がりした。
さんざん涙頂戴しといてラストのあれはそりゃないよと怒りたくなる。
ゴジラ倒したくらいで戦争中のわだかまりがなあなぁで済まされたのはがっかり。ヒロインが生きてるのは無理がありすぎるし死んだ(ことになってた)ことで生まれたそれまでの悲哀のドラマが茶番になるじゃねぇかと思う。
演技はやや大袈裟な感じが目立ったがまあ上手いし我慢できる。最優秀賞は子役の女の子でしょう。
結局観客に媚びた都合のいいものしか作れなかった山﨑監督は未だ素晴らしい映画作家として認めることができない。
