生きて抗え!!
未来のための戦い。
こんなにクオリティが高く、ヒューマンドラマが盛りだくさんのエモい映画になっているとは!!
戦中末期から戦後が舞台のこの作品。戦争のトラウマや焼け野原が覆う中のゴジラは、言葉にできませんが、何だかピッタリ。永遠のゼロ、always三丁目の夕日の山崎監督であるため、雰囲気や時代感がしっくりきました。
ゴジラの描かれ方も違和感ない。ゴジラの詳細については少し物足りない感が個人的にありますが、物語の構成からは問題ないかと。かっこよくゴジラが描かれているのも良かったし、ビジュアルはかなり良い。放射熱線の時の青色に光る背鰭やその動きも良かったです。鳴き声や伊福部音楽等、オマージュもあり👍
作品のテーマも「生きる」であり、今の日本にぴったりのゴジラ映画らしい社会へのアンチテーゼになっており、ゴジラ映画らしさがあってなお深まりが。
俳優たちの熱き演技も躍動感がありました。
ラストも単にハッピーエンドで終わらない、これもゴジラ映画らしさ。
一度は観るべきかなりの良作!!