こ、こわかった…😢
戦争で焼け野原になって、やっと復興して来た東京がゴジラに踏み潰される〜
戦争で生き残って帰って来て、卑怯者扱いされるなんてすさんだ世の中で、それでも何も無くてもしたたかに生き抜く強い人達のささやかな生活をゴジラが暴れまくり。
なんだか高度経済成長を遂げた後バブル経済が破裂してデフレに陥った日本を描いているのかなという思いがよぎりました。
全てを踏み潰したとても敵いそうにないゴジラを、外国から見放された日本人が力を合わせて自分たちの知恵と結束力でやっつけるなんて爽快でした。
最後、ゴジラに突撃する戦闘機に積まれた爆弾の安全装置を寸前に外せと説明を受けた時、ははぁん、きっと脱出装置のレバーだなと思いながら見てたんだけど、それは見事にハズレ。
ちゃんと自分で生きることを選んだんだと、予期せぬサプライズにやられた〜
とにかくも山崎貴監督の作品。
ちゃ〜んと人の気持ちが丁寧に描かれていて、又一味違うゴジラ作品に仕上がっていました。
映像も音響も迫力ありすぎで、想像を遥かに超えた作品でした。
「ゴジラ」と言うコンテンツも山﨑監督にかかると、こんなにも心あったまる作品に。
心地の良い余韻が長く残る良作でした。