麻生さくや

ゴジラ-1.0の麻生さくやのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.0
気にはなってはいたけど、あまり惹かれずに迷っていたんだけど高評価なのと、空いた時間ができたので見に行ってきた「ゴジラ-1.0」

第二次世界大戦の終盤、敗戦の流れでヤケクソになった日本は捨て身の特攻作戦を決行。
主人公はそんな特攻に怖気付いて飛行機の不調を偽って生き延びるがそこへ未知の怪獣ゴジラが襲来する。
そこでもビビった主人公は機銃の引き金をひけずに仲間達を犠牲にしてしまった。
敗戦を迎え、焼け野原となった故郷へ帰ると戦争孤児を引き取ったヒロインと出会うが、またゴジラが襲来する…

人間ドラマが好評とのことでしたが「こういうこと言えばグッとくるでしょ?」みたいな上っ面だけの人間ドラマで、その核となる人間関係は主人公とヒロインですらほとんど描かれていないスカスカっぷり…
3年くらい育てた娘はまったく懐いている様子もなかったし😅
終始冷めた目で眺めるハメになりました。
ゴジラ撃退の作戦もしょぼいし、失敗したときの保険も弱いし、オチも読めるし…
電報が届いたシーンでは「まさか…」と思って呆れちゃったよね。
はっきり言ってお金をかけたB級映画でした。
これが「話題作」って言われてるなら、作る側も配給側も見る側もレベルが低すぎて笑えなかった…
麻生さくや

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