邦画を観るときは決まって”邦画の中では”という枕詞で評価をつけるタイプなんですが、これは”映画の中では”という枠組みできちんと評価がつけられる
まずは日本の実写映画がこのレベルに到達してくれたことが本当に嬉しい
手放しに大絶賛という訳ではないが、皆さんも仰るとおり近年稀に観る傑作なのは観れば分かるだろう
怪獣映画の黄金比率を網羅したこの作品は加点式というより、減点箇所がほとんど見当たらない
ストーリーを追いやすいスッキリとしたプロット、観客を退屈させない緩急の付け方、親子で楽しめる過度にグロくない演出、とにかく目が肥えた往年のゴジラファンを嫌な気持ちにさせない工夫がずっと感じられてとても良かった
個人的にはIMAXレーザーで観れたのもとても良かった
もう今年は映画館に行くことはないと思うが、年の瀬に良い体験が出来た
この映画に携わった人全てに感謝させていただきたい！
