第二次世界大戦の疲弊していた日本にゴジラが襲来し、日本の未来を守る為に戦争を生き残った人々が協力してゴジラを撃退しようとする物語。久々に良い映画を映画館で観た気がするほど非常に作り込まれていて良かった。ストーリーも非常に分かりやすく、その中に戦後の時代背景を上手く入れていて「戦後の日本」というイメージが強く出ていて個人的に良かった。神木隆之介の演技も上手く浜辺美波をはじめ佐々木蔵之介などの俳優も実力派でストーリーも配役も完璧な映画だと思う。また、空想ではあるがゴジラという共通の敵がいることで全員が一致団結し過去の失敗から多くを学び未来の世代に託していく姿は、今の日本や自分に足りない部分であるとも認識させられた。2024年が始まり大変なことが続く中、様々な不安でいっぱいだったがこのゴジラ-1.0を通じて自分の出来ることを死ぬ気で頑張りたいと思った。
