「大切にしているのは
『ツッコミ上等』（笑）
自分では見つけられないポイントを
たくさん見つけるには
目がたくさんあったほうがいいし、
脳みそがたくさんあったほうがいい。」
ー 山崎貴
ゴジラ(それに準ずるモンスター)映画ってのは
散々擦られているので
ある程度フォーマットが形骸化している。
・ゴジラを誰と戦わせるのか(人類or別のモンスター)
・最終的にゴジラをどうするのか(駆除or生存)
どうしても先が読めてしまうハンデを
背負ったシリーズの中では
どう他作品と差別化するかはとても重要
ゴジラにおいてのそれは
・ゴジラパートの迫力
・人間パートのシナリオ
だと思う。
ゴジラパートの迫力に関しては
歴代最高にかっこいいゴジラでした。
背びれの尖り方
鎧のような皮膚
再生能力
目…
特に放射する際の背びれのギミックは
超カッコよかったです。
カメラワークも秀逸でした。
巨大なもの同士を戦わせるのに
パシフィックリムは
イェーガーの目線の高さで
戦闘シーンが描かれる。
この画角は
「何をしてるのか分かりやすい」という反面
「サイズ感が伝わりにくい」「現実味が薄れる」
というデメリットがある。
そういった意味で今作は
「誰目線なのか」「どれだけデカいのか」の
表現が文字通り地に足ついていて
わかりやすかったし、やべーってなった。
一方、人間パートに関してだが
はっきり言ってめちゃくちゃ退屈だった。
演技がどうとかじゃなく
展開としてご都合主義がすぎる
出会い、爆風から守るとこ、パラシュート脱出、実は生きていたシーン…
なんか別に全員生きててハッピーエンドで
良いけど、そっちを描き過ぎて長く感じました
少し寝かけた笑
とはいえそれ以外の加点が
素晴らしかったと思います。
作戦開始時に水平にぶん投げられた戦艦が
個人的ベストシーン
