めっちゃ興奮した！！！！！！！！！
アカデミー賞ノミネート納得のゴッツゴツゴジラの恐怖がハンパなかったし、一番前の席しか空いてなくて一番前で観たんだけどすごい迫力で、正解だったかも！！
神木きゅんがオーラ消してて人生放棄してる人にしか見えなくて大変良かった。浜辺美波ちゃんはサザエさんみたいな風貌でもなんであんなにかわいいの？笑
登場人物たちがみんなあたたかかったりコミカルだったりですごく良かった。
ゴジラに限らずヒーローもの全般そうだけど、特にゴジラは「同じ敵が現れてそれを色んな方法で最後倒す」という筋書きも、ゴジラの性質も変わらない中、よくぞこんな次から次へとゴジラ駆逐作戦を思いつくよなーというのは新作が出るたびに思うんだけど笑、今回はそのゴジラの作戦だけでなく、戦後の日本人の苦しみがさまざな角度(家族を空襲で亡くした者、兵隊として戦地で苦しみ、帰ってきて罵倒されたり、また生きたいという自分の意志という名の「罪」にさいなまれる者…など)から描かれ、ただの怪獣映画ではなく、「原爆の放射能が生んだ怪物」というゴジラのコンセプトにしっかりと意味を与える内容でとても良かった。特に、民間団体として立ち上がるゴジラ駆逐組の中に、元兵隊で今は本来の技術者としての姿で、そしてまさにおそらく今後急速発展する日本を作っていく理系(想定)技術者おじさんたちの熱い感じに、胸を打たれた。あとあの司令官の役者さんはどなた？？？？いい役だったし、素晴らしかった！太平洋戦争近辺を描く作品ではクソみたいな(失礼！)司令官が多い中、中にはきっとあぁいう素晴らしい人もいたに違いないと信じさせてくれる。
戦後の混沌の中「お前！！今じゃないやろ！」と言いたくなるタイミングで現れるゴジラという理不尽な存在、しかしそれこそ、原爆という怪物が生んだ新たな怪物であり、そして人間の都合に関係なく起こる自然災害や、個人の都合を無視して勝手に始まる戦争は、まさに時代が変わっても私たちが永遠のように戦い続けないといけない「ゴジラ」なのだ、と…。
クライマックスの作戦開始のところで、かの有名なゴジラのテーマ(って曲名でいいのか？)が流れた時は「うぉおおおお！！✨✨✨」と震えた。
めっちゃ余談ですが今日ゴジラ→落下の解剖学→哀れなる者たちと何年ぶりかに3本映画館で観たんだけど、全然おしり痛くならなかったし全然疲れなかった自分褒めてあげたいし、たぶん作品ラインナップと、鑑賞順がよかった。笑
