初期のゴジラが戦後の日本でダイナミックに動いていて面白かったです。
みどころは、VFXとゴジラの音響が迫力満点なところ。戦後の街並み。あと、ゴジラのテーマが後半流れて最後の戦いが始まる所は痺れました！日本の技術がここまで上がってて嬉しいです。
安藤さくら氏と青木崇高氏は戦後の日本の象徴のようで名演技でした。
【蛇足】
一方で、主演の２人への詰め込み設定の酷さに、引きました。初期の韓流ドラマで「冬のソナタ」を彷彿させる全部盛りシステム。PTSDの克服が主要な要素の割に描写が雑。演技指導はいたのかな？。後半とラストのヒロインの扱いとか。誰も止めなかったのかな？。テーマはステキなのに、やり過ぎはよくないなと痛感しました。
あと、朝ドラ「らんまん」でゆるふわ癒し系の夫婦だったのに、本作で「らんまん」と真逆の殺伐とした同居生活というのがどうにもハマらず。ほんと演技指導いたのかな？笑。オファーはゴジラのキャスティングの方が「らんまん」より先らしいですが、タイミング的に「らんまん」の役の印象が強まってしまう。総じてミスキャストのように感じてしまいました。
