ゴジラ-1.0のやすおのネタバレレビュー・内容・結末

兵器に対して兵器で対抗し終わりのない核開発を示した『ゴジラ』
兵器を冷凍するという形で危険性を示した上で平和的利用を示唆した『シン・ゴジラ』

そして今回。
民間人対ゴジラという構造の中で、責任を放棄する政府を批判した上で、やはり人間にはコントロールできない核兵器を示しているようだった。


生きる勇気とは如何なるものか考えさせられた。

ただ直接人間を襲ったりあっという間に全身を見せたりするのはこれまでのゴジラ像とは異なり、少し違和感を感じた。
最初の島のゴジラはあくまで核を象徴するものではなく、地域伝承に登場するデイダラボッチ的な別物だったのかもしれない。

また、内容としては先の展開が容易に読めてしまうものだった。

しかし、とにかく映像が素晴らしかった。
これはIMAXレーザーで観てよかった。