音映像ともに凄まじかった。
この映画の前に特攻の映画を見たからこの映画のメインである特攻にはどこか思いを寄せるところがあった。
主人公の死を持って自らが思う過ちを制裁し、自身の戦争に蹴りをつける。
戦争の恐ろしいところだ。
あまりにも命をかろんじてきすぎた時代である。
に比べると戦争もなけりゃゴジラもいないこの時代はきっと平和なんだろう。
そんな平和ボケの時代にはピッタリなのかもしれない。
役者陣の芝居も圧巻でずっと映画の世界に引き込まれてしまった。
今回は普通の2Dで鑑賞したが、あの音と映像美は是非IMAXで鑑賞したい。もっと迫力を感じたいと思った。
セリフ一つ一つやそのセリフの言い方に無駄はなくむしろ素晴らしく、主人公が特攻する所のシーンは圧巻であった。表情、周りの声のかけ方、姿形、全てが完璧であったあのシーンは涙をそそられた。
電報がまさか典子が生きていたことであるとは全く想像していなかった。もう死んでしまったものかと思ったし、主人公の特攻を知らせるものかと思った。
本当に鳥肌もんであった。
