こさたけ

ゴジラ-1.0のこさたけのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.6

戦後直後の ±0.0

復興が兆す +1.0

ゴジラ蹂躙 −1.0

どの局面も環境・生活の描かれ方が丁寧で
再現のリアルさが本作の没入感にひと役買ってくれてました。

と、+100.0の現代社会人がマークしていきます。



公開が終わるまでには!
と昨年から鼻息立ててましたが
だいぶ御長寿上映のおかげで
映画館での鑑賞間に合いました。セーフ。
春休み〜GWまでも掛けた上映で
興行収入見込んでるのかな?
兎にも角にも滑り込み。

それも人生で最前の列指定で
迫力と音響を大満喫。ちと首が痛い。


当方、ゴジラ素人ですが
ぜんぜん楽しめました。
それも人間ドラマも相まって。
アトラクション体験くらいの前持ちでしたから
思ってはなかったベクトルの良収穫でした。


神木隆之介くん、別に顔ファンとかでは無いですけど
彼は阿鼻叫喚の表情がほんとお上手ですね。
クセになる程に。あっぱれです。

子役のあの子もほんとすごい。
泣きのタイミングや指を動かすその刹那。
シーンの盛り上げに大活躍でした。

安藤サクラさん、絶妙です。
こういう役が1番、絶妙です。
ニクさも優しさも人間らしいドラマが
ぷんぷん醸されてました。

ゴジラさん。デカかったっすね。
初登場シーンで「あ、こんなもんか」と
思ってた上映10分から後半までの間に
余程の成長期を経られておりました。
日本国+1.0から-1.0への圧倒的絶望感を
どうもありがとう。
こさたけ

こさたけ