面白かった！わたしの中では、パニック映画の金字塔だ。
何より、ゴジラがとにかくかっこいい。あらゆる場面で、迫力があって、ドキドキさせられた。ゴジラはなぜ海から現れて、東京湾にやってくる？
ゴジラは何をあんなに怒ってる？
戦争したり、核実験したりする、身勝手な人間に腹を立ててるのだろうな。
数ヶ月前に、ゴジラの第１作と二作目を配信で鑑賞した。今回の映画、その作品へのオマージュみたいなものを感じて、それも良かった。戦後の日本の諸事情というのが理由で、民間の力でゴジラと闘うしかないという今回の設定。わたしが見た２作も、民間人が主役となって、ゴジラに立ち向かっていたし、ヒロイン役が乗り物の中で襲われて、危機的状況というのも同じ。ところどころに、入れてくるエピソードにゴジラ愛を感じた。そして何と言っても外せない不滅のテーマ曲。不気味な恐怖を煽ってきて、何年経ってもワクワクさせられる名曲だ。
出演者について
神木隆之介はちょっと容姿が優しすぎかな？その優しい弱々しい人が活躍するのが
狙いなのかとは思うけど、わたしにはうーむ、という感じ。浜辺美波も容姿が幼すぎて、ちょっと感情移入できず、残念。主役の二人の頼りなさ効果か、迫力あったのが青木崇高。暑苦しい山田裕貴と佐々木蔵之介、吉岡秀隆の学者先生も、よかった。安藤サクラ、よかったのか？あんな役で、と個人的には少しもったいない使い方に思えた。
