みりお

ゴジラ-1.0のみりおのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.0
㊗️日本アカデミー賞8冠👑
㊗️アカデミー視覚効果賞🏆
オスカー発表時に手放しで喜ぶ気満々で、これだけは…と思って駆け込み鑑賞🏃‍♀️
予想があたってよかったー❣️
会社のエレベーターの中でガッツポーズしてた人を見かけたら、それは私です💪笑

初のScreenX2Dで鑑賞したこともあって、臨場感抜群👀!
視界が全然足りなくて、海の上でのゴジラとの決戦は鳥肌立った!
画面をかなり横に見切れさせる投影方法だったので、重要なシーンの見落としはないだろうか…と心配だったけど、お家の中のシーンや会話中心のシーンはセンタースクリーンのみに投影され、海上やゴジラが暴れ回るシーンでいきなり3面に投影されるので、視界がいきなりズバッと開けて、まるでその地に降り立ったような感覚になれるので結構好きかも♡

そして世界で認められるほどのVFXですよ👏✨
ゴジラが銀座の街を暴れ回るシーンは鳥肌ヤバかった。
音響ももちろんいいんだろうけど、ゴジラが足を踏み鳴らす地響きと、尻尾を振り回す風を感じるくらい、臨場感にあふれていました。
私はきっとあの瞬間、ほんとに銀座の街でゴジラから逃げ回っていたんだと思う。
あと口から光線を発射する準備段階…
青い光が尻尾の先から昇っていき、死のカウントダウンを突きつけるように背びれが盛り上がる様は、観る人に絶望以外の感情を忘れさせるほどの恐怖でした。
そしてカウントダウンが終わり、全てのものを瓦礫にするほどの衝撃が来るはずの段階で訪れる静寂…
指一本でも動かそうものなら、この映画館が破裂してしまうんじゃないかと思わせるほどの緩急の使い分けに、ただただ飲み込まれました。
いや〜すごい!湯水のようにお金をかけた視覚効果ではなく、予算を削りながらも工夫と技術力でその力を見せつけた日本の映画業界と山崎監督に、心の底から拍手を送ります👏

あとひたすら鑑賞中に思っていたのは、キャスティングが完璧ですな〜✨
主役の神木くんも、『妖怪大戦争』の子役と同一人物とは思えないほどの堂々たる演技ですが、佐々木蔵之介や吉岡秀隆、安藤サクラ、青木崇高など、脇を固める俳優陣が役に合いすぎてて感情移入が半端ない!
繊細に描かれた一人一人の想いが重なり合い、手も足も出ない恐怖に立ち向かい、"戦争の終結"へと向かっていく様には、本当に胸が熱くなりました🥹
みりお

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