カホ

ゴジラ-1.0のカホのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.6
そんな都合良く浜辺美波は見つからないよ。銀座はでかいよ。。。

シンゴジラとの差別化なのかヒューマンドラマに寄っている?印象。だけど本来ならその肝心な気持ちの揺らぎや人の心が動いた瞬間の表情・やりとりが気になるのに、この映画だと大声で喚き散らかしたり殴り合った翌日にしれっと前向きな人間になっていておやおや?となる、ブラックアウトしたら登場人物の気持ち切り替わってるのずるい。葛藤→転換→改心なら、葛藤のシーンいらなくないか?
あとゴジラ一回しか日本上陸してないのに熱線の再生に時間かかるってなんであんな堂々と言い切れるんだ。ゴジラ水に沈むくらいのスペックならそのあとなんで水中であんなピシッと浮いてられるの。とかとかとかね。。これは時代設定も相まって白黒の方が良さそう!

「あなたの戦争は終わってませんよね?」
「俺たちは戦争を生き延びちまった。だからこそ、今度こそ」
「浩さんの戦争は終わりましたか?」

これはどういうつもりで言ってるセリフなんだろう。戦争に未練や思い残すことがある人が、戦いでしか救われないなんて苦しすぎるしそうであってはいかんやろと思うのだけどどうなの。。
まあでも佐々木蔵之介の「戦争を経験してない人は幸せ」というセリフは普通に刺さっていて、私が言える資格はないなと思った。あれ?けど戦争は今現状も起きているから、言う資格はあるわな。いやいや、何言ってんだ、戦争を経験してるしてない関わらずむしろ声を上げなきゃだったじゃん、、、(脳内そのまま記載)

とりあえず今夜はアニメ怪獣8号の第4話をリアルタイムで見よっと♪kaijuやgodzilla文化は間違いなく日本の宝〜!!


メモ(Wikiより)
サバイバーズ・ギルト (Survivor's guilt) は、戦争や災害、事故、事件、虐待などに遭いながら、奇跡的に生還を遂げた人が、周りの人々が亡くなったのに自分が助かったことに対して、しばしば感じる罪悪感のこと。
カホ

カホ