GODZILLA MINUS ONE:山崎貴監督、脚本、VFX、神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介出演、佐藤直紀、伊福部昭音楽、柴崎幸三撮影、2023年作品。
タイトルに付けられた-1.0には、「戦後、無(ゼロ)になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラがこの国を負(マイナス)に叩き落とす」という意味があるらしい。
これは楽しい!ゴジラに詳しくないのにかなり好きになってしまった!!
これ何気に日本独自の美学満載じゃないかな。アカデミー賞のヴィジュアル・エフェクト賞を受賞したことで注目されたけど、脚本も良く練られているし作品として素晴らしくて感動した。海外の人にも国内の人にもどんどん観てもらいたい気分になった(笑)
巨大なサイズの怪獣が街を暴れるという日本発祥の美学にゼロ戦や神風精神(精神だけ笑)はもちろん素敵。ゴジラのデザインも好みだった。人間ドラマもじっくりと描かれていて観どころが多い。主人公の敷島(神木隆之介)のダメ振りも多々描かれているので、ついつい釣られるように物語に惹きこまれてしまった(笑)
ラストのカメラワークも内容も素晴らしくて、気分爽快でエンディングのゴジラのテーマを聴くことが出来た。楽しいのでもちろんまた観たいと思う。