ume0214

ゴジラ-1.0のume0214のレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.8
プライムで視聴
ゴジラ70周年記念作品(国産シリーズ30作品目)

1945年、大戦末期小笠原諸島の大戸島に恐竜のような体長15メートルほどの島に伝わる伝説の怪物・呉爾羅が襲撃する。
特攻隊から故障と偽り島に逃げてきた零戦パイロット・敷島浩は整備兵・橘宗作から零戦の20ミリ機銃で攻撃して欲しいと頼まれるもビビって攻撃できずに敷島と橘以外はゴジラに殺されてしまう。
東京に帰ってきた敷島は死に損ないとなじられるも闇市で知り合った大石典子と捨て子の赤ん坊明子と暮らすようになる。
1946年敷島は機雷除去の仕事に就く。一方で米軍のクロスロード作戦でゴジラは被爆し50メートルにまで巨大化する。
1947年ゴジラが日本に向かっているとわかり敷島たちの機雷や重巡洋艦・高雄が応戦するも傷ついた肉体が再生してまるで刃が立たない。高雄も熱線によって大破してしまう。
やがてゴジラは東京湾から上陸し 銀座数寄屋橋 と向かい 国会議事堂周辺は熱線により消滅する。典子は敷島を庇い爆風に消える。
野田博士は駆逐艦・雪風を用いてゴジラをフロンガスで沈めバルーンで一気に引き上げ急激な水圧の変化でダメージを与える作戦を考案する。
敷島は橘の協力を得て震電に乗り込み誘導役を買って出る...。

山崎監督は自分にとっては当たり外れ両方に大きくブレる監督だけど今作は当たり。普通に面白かった。
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」のゴジラのシーンには感心した記憶があるがまさか本編撮ることになろうとは。
日本政府は隠匿・責任逃れと批判強め、国に頼らず、行きて帰ることが強調されている。その一方で到底行きて帰れそうもない作戦に皆積極的に参加するのだからちょっとチグハグ。
開始5分も経たずにゴジラ登場。合成も違和感ないし迫力もある。
神木隆之介のボソボソ声が気になる
「ゴジラ」(1954)を連想させる東京蹂躙のシーンだがアナウンサーは「みなさん、さようなら」は言わない。
吉岡秀隆が志村喬ポジション。
ラストはファンタジー過ぎるだろ。良くない。

自分が割と好きなゴジラ作品
「モスラ対ゴジラ」
「怪獣総進撃」
「ゴジラ’84」
「ゴジラ FINAL WARS」
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