ぷー

ゴジラ-1.0のぷーのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「シン・ゴジラ」が良かっただけに山崎貴が戦後すぐの設定でゴジラ?今更?などと思い公開されても余り興味無かったのだけどアメリカで大ヒットしアカデミー賞受賞してスピルバーグなどに絶賛されると現金なもので期待半分斜に構える半分で見てみたら確かに面白い。特にはしけ船で佐々木蔵之介=ロバートショウ、吉岡=リチャード・ドライファス、神木=ロイ・シェーダーみたいな感じで「ジョーズ」のパロディやってる時は「ゴジラの口の中に機雷突っ込んで打て!」となりそりゃアメリカ人にウケるはずだなと。
たまたま『生きる LIVING』の次に『ゴジラ-1.0』見て”生きる”の次に”生きろ”という映画だった訳だけど平々凡々で生きてる実感の無かった主人公が死を目前に目覚めたり、若い頃から何度も死を意識させられ何故生きてるのか分からない主人公がこの為に生きさせられたんだとなったり昭和20年代に作られた作品の約80年後のリメイクにこんなに心揺さぶられるとは。あと黒澤や円谷の凄さを改めて。
神木君は朝ドラでも「桐島」の頃からも巧い訳だけど恨みがましい目をしてイライラさせて流石だなと。
ぷー

ぷー