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ゴジラ-1.0のhirodeNagasakiのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.3
期待したから、ガッカリ。
第1作に次ぐ傑作という評価を聞いた。ゴジラを描いた部分は確かに迫力があった。しかし、物語部分は設定も役者もお粗末!遠く第1作に及ばない。志が違う。
占領下を舞台にしながら、アメリカ軍はソ連との軋轢を考えてゴジラ対策を日本に任せるとは、到底納得できる設定ではない。銀座が壊滅しているのだから、占領軍もやられて不思議ではない状況。それを傍観していたら、マッカーサーはアメリカ議会で吊し上げにあうでしょう。無理すぎる設定だ。
主演俳優も、特攻隊の場面では坊主頭にできなかったものか。そんなに髪を伸ばしていたら、日本軍では飛行機に乗せてもらえなかったんじゃない?俳優が坊主頭になるほどのやる気がなかったとしか思えない。その後のバラック生活でのプラトニックラブも意味不明だ。2人の演技が下手すぎる。
よかったのは特攻隊批判で、戦闘機に脱出装置があったことぐらいか。
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