日本は命を粗末にして来た。
2月にパールハーバーで、戦艦ミズーリ記念館を見て来た。この戦艦は零戦の特攻隊が1機命中していて、その痕を見たけど、端がちょっと曲がっただけ。言われないと気付かないレベルでショックを受けた。
この映画の主人公は特攻隊員。目標に辿り着けないのが殆どだし、万一体当たり出来てもたかが知れてる。冷静に考えて、逃げるのが普通とも言える。それより、ゴジラを撃たなくて殆どの整備士が亡くなったことで、その後の生に後ろめたさを持ち続ける。
ゴジラは、このところハリウッドの“モンスター・ヴァース・シリーズ”観てるけど、引けを取らない出来。背中が順に青く光っての光線はそれ以上だった。
あの静寂からの爆風、圧倒的。
ゴジラに対する太刀打ち出来なさが、戦艦ミズーリのよう。
ひとりも亡くしたくない。は分かるけど、最後は蛇足かな。今のゴジラ映画ってサブストーリーも重要で、そこも含めて面白かったです。