このレビューはネタバレを含みます
白黒版で見た
戦争の苦しみやその後もその人の中で戦争は続いていく、というのが本当のテーマなんだと思った。ゴジラ自体の脅威は殆ど天災に近いなと思った。蹂躙する様子は津波のようで、抗う気すらも起きないなとただ見ている側としては感じた。
だからこそ、脅威を退けようとしてる人々が希望で、より一層光り輝いて見えた。やっていることは泥臭いようなことだとしても…。過去のトラウマから得た使命と存在意義を果たすこと、生かされた意味や生きている意味を自分で作っていくこと、それらの重要性を込めた映画だったなーと感じた。
なにもかも生きているこの世界が幻覚なんじゃないだろうか、という主人公の苦しみが痛烈だったなあ
あと本編の軸じゃないだろうところなんだと分かってるけどどうしても「立花さん!!!」って言いたくなった 主人公が立花さん探してるシーンと絶対的信頼置いてるから、辛い展開も相まって立花さんを呼ぶことでの茶化しでしか救いがなかったよぉ