ゴジラ-1.0のnossaのネタバレレビュー・内容・結末

アカデミー賞で日本映画として初の視覚効果賞受賞という快挙を成し遂げたゴジラ最新作。アマプラで配信スタートしたので、ようやく鑑賞。
予告編の段階で、遂に邦画の特殊効果もこのレベルに来たかと思っていたが、本編を観ても、確かにすごかった。あえて特撮くささを残した「シン・ゴジラ」よりも、映像としての没入感が凄い。ハリウッドより遥かに低予算で、これだけのクオリティを作り上げた白組の皆さんは本当に素晴らしいと思います。

でも、やはり乗り切れないと感じるのは、他の山崎監督作品でも感じていた、ドラマ部分の弱さ。キャラクターに深みがなく、人物も特殊効果の材料の一つになってしまっている。核兵器への怒りというテーマも、薄くなっているのが残念。
映像だけでなく、ストーリーもネクストレベルに上がっていってほしい。次作に期待でしょうか。