公開時から徐々に評価が下がり始めてるところを見ると、劇場で見るのとテレビ画面で見るのとでは大きく迫力が異なるのでしょう。(アマプラで見た。)
それが良い悪い、という話ではないけども、
確かにこの映画は迫力による加点が大きく見込めるのは間違いなさそう。
◯◯賞をとった
ってのに引っ張られずに映画を見ようと気を付けてはいるものの、やはり期待半分で見てしまう。
確かに「邦画として」は、素晴らしい「映像」だと思うけど、20年以上前のスパイダーマンやらロードオブザリングやらハリーポッターやらとは比べるのも恐ろしい。
海上で口をアホみたいに開けて、
小型船にも追い付けないスピードでゆったり追ってくるシーンを見て、
ユニバの機械仕掛けのジョーズを思い出した。
国会前に急に現れたチョロQみたいな戦車。
巨大なゴジラがゆっくりのっそり近づいてきたかと思ったら、
かなり俊敏な動きで飛行機を齧ろうとする。
スピードの設定の違和感がすごい。
というか、小型船とか飛行機をいちいち追いかける様や、
列車を咥えたまま歩く様は、
恐怖の権化とは程遠い。
飼い猫の動き。
なんか東京に恨みでもあるんか?てくらい無作為に破壊してたけど、
なんかのビル吹っ飛ばすシーンとか「ぃよっこいしょー!」みたいな感じだったけど、
猫の気まぐれかと思ったら納得。
そして総じて浜辺美波(役名忘れた)の方がよっぽど怖い。ヒトじゃない。
本当のゴジラはあなたのすぐそばに居るかもしれませんよ、的なメッセージ?
なんとも言えない気持ち。