いちじく

ゴジラ-1.0のいちじくのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

特効任務を拒否した神木隆之介が島でゴジラに襲われる。恐怖から立ちすくんでしまい島の整備兵達が殺される。
トラウマを背負って日本に帰り浜辺美波と赤子と共同生活を送ることになり、機雷撤去の仕事に就く。
順調に生活していたが水爆実験に巻き込まれて巨大化したゴジラが東京に襲来。浜辺美波が殺される。
ゴジラを沈ませたり浮かせたりした後に神木隆之介が爆弾満載戦闘機で特攻してやっつける。脱出装置で無事生還。
浜辺美波が生きていたので病院に会いに行くが、首にゴジラの皮膚が、、、


怯え痛めつけられる姿の似合う神木くん。
胸倉つかんで凄んでも迫力がない神木くん。

初登場シーンのゴジラは恐竜ぐらいのサイズ感。襲われるシーンも悲惨な迫力は皆無で、牙が存在せずに咥えて放り投げられているように見えるチープさ。
巨大化してからは大迫力だけど、木造船にも追い付けない不自然な追走劇でもったいない。
熱光線はセル篇のかめはめ波ぐらいの大スケール。

話を展開させるための不自然な会話。
やたら心情を台詞で説明させるけど、神木隆之介以外の背景・心情はバッサリカットされている。
浜辺美波とのロマンス描写はもっと必要だったと思う。

海に落ちた浜辺美波が何故かゴジラの進行方向の町中を進む。
黒い雨。

「この国はお前達に任せたぞ」
臭い台詞で笑ってしまうが嫌いじゃない。

人々がゴジラと戦う覚悟を決めたタイミングで流れるゴジラのテーマ。『初代ゴジラ』と同じ使われ方でグッと来る。

3・4才ぐらいの子供が可愛すぎる。が、戦後の空気感から浮いている。
浜辺美波のサザエさんカットが似合わない。
色んなゴジラが見たくなった。
いちじく

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