ゴジラ-1.0のオーピーは早寝早起きのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラのサイズ感が良かった。大きすぎない。踏みつぶされる恐怖がリアルだった。海上でゴジラの顔が迫ってくる演出もとても良かった。

人間関係においては報復は報復を生む恐れがあるが、人間vs脅威においては人類が成長するための糧にもなってきたのかな、と思った。

主人公は自分よりも大切なものを得たことで死ぬ覚悟と生きる覚悟を得た。生きながらえたのはこの時のため、とも言えるが、特殊な境遇ゆえに過去の自分と決別できるチャンスはきっとそんなに多くない。彼があの船で機雷撤去をしていなければ、ゴジラに報復するチャンス、そして汚名を返上するチャンスは生まれなかったろう。行動も運も人間関係も大切にしたい。

続編に期待したいが、未来のゴジラも見てみたい。だいたい昭和～現代までで終わりがち。蛇足だろうか？いや、メカゴジラとかは未来っちゃ未来なんだけども・・・ゴジラが日常な未来は映画化できないだろうか。
「死を美化しない」感じは人類の成長なのか、あるいは周期的なトレンドになってしまうか、未来がちょっと怖い。