ポン太

ゴジラ-1.0のポン太のレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
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自分が鑑賞する前に映画館で観た友人から「内容薄い」という感想を聞いていたのでさてどんなもんかね、とアマプラで鑑賞しました。

確かにドラマパートでツッコミ所は多いものの、個人的には意外といいじゃん?という印象だった。

ドラマパートでのツッコミ所を挙げると、まずこの時代の人間の価値観とか喋り方とかってこんな感じじゃないんじゃね?知らんけど。
って思った。
なんか個人的なイメージとしては、この時代の人間はもっと雑で粗野でめちゃくちゃな人間が多いんじゃないのか。
みんな良い人過ぎるしコンプラ守り過ぎだし言葉遣いとかも現代的で綺麗過ぎて、そこが違和感あったかな。
もちろん自分がこの時代に実際生きた経験はあるわけないので確かな事はわからないけど。
逆に、タイムマシンがあったらこの時代の人にこの映画見せてみたらどんな感想持つんだろう?とあり得ない事ではあるが想像が膨らんだ。

話は変わって、戦闘シーンは中々迫力があって見応えあったなぁ。

あと、この戦闘では全員が生き残る事を誇りとしたい?みたいな事言ってたのは印象的だった。
まあこれこそ現代的な価値観で歴史モノを作ったからこそ生まれたセリフだよなと、中々味わい深いものがある。
もちろん、死ぬ人いない方が良いに決まってるんだけどそれは現代的な価値観なのかなという気もするんだよね。
だからこそ日本には特攻隊とかいたり戦争いかなきゃ非国民って罵られたりとかそんな文化?があった訳だから。

まあそういった感じで結構政治的だったり歴史的な考察を素人考えで僭越ながら色々巡らせる事が出来るという点だけでもこの映画は優れていると言えるのではないか?と思ったね。
更にはこの映画って海外でもすごく評判良いって話しじゃないですか。

むしろこの映画観て海外の人たち、特にアメリカの人たちとかがどういう感想持ったのか結構気になる所だよね。

うん、俺はこれ中々良い映画だなと思います。はい。
ポン太

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