Taka

ゴジラ-1.0のTakaのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

『ゴジラ -1.0』

ゴジラ、怖かったよ (´;ω;`)

主人公の性格が嫌い過ぎて入り込むのに難儀したけどね。
2度も逃げだした上に、彼女が銀座勤めなのを知っているにも関わらずゴジラの東京上陸の危険に気付かないわ、彼女の手を引くべきところをボーッと突っ立って自分だけ助かるわ、泣いてる子供も眼中に無いわ、逆ギレして会議を途中で抜けようとするわ、声を荒らげるわ。

銀座が壊滅した時に「許してくれないんですね」とか、戦闘機の整備が終わって「借りを返せる」とか、アホかい!
自意識過剰な悲劇のヒーローかよ!
お前一人を許さない為に銀座を犠牲にしたと思うんかい!バーカ!
って思ってしまった。

ストーリー的には必然でも、あの急を要する状況で橘整備士に拘るのも単なる自己満足にしか過ぎないでしょ。

必然を必然であるように工夫出来てないし、死ぬ気だった主人公が脱出装置を使う気になった心の動きも無視してるし。
あのタイミングで音声がカットされれば、あぁ脱出装置の説明だな、と判っちゃうし、
電報を受け取れば、電報を打ってくる人なんて他には居ないのだから、あぁ彼女生きてたんだな、と判っちゃうし。

要するに、脚本がダサいし、クサイ。
台詞も台詞回しもクサイ。

とは言え、だ。
巨大生物に蹂躙される恐怖感はちゃんと出ていたし、想像力と技術力を駆使してゴジラに対抗する姿勢は胸熱。涙腺も緩んだ。
お馴染みのテーマが流れた時の高揚感も半端ないし、
結果的に、結構好きな作品になってた 笑

ところで、
放射線吐く時に、背ビレがガツンガツンってなるの必要? カッコイイけど。
なんか、生物っぽくないんだけど。
「実はガメラは古代人の造った究極兵器でした!」と同じくらい違和感あった。

ところで、最後、首に痣みたいなのあった?
何か意味があるの?
Taka

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