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ゴジラ-1.0のtakahashiのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

まず前提として、映画館でなく自宅でスマホでprime videoで見たからというのが多分にあると思うが、全体としてめちゃくちゃチープに感じた。

銀座の電車とゴジラのシーンなどは、まるでUSJのアトラクション映像みたいで笑ってしまった。その後の、浜辺美波の展開も全く意味が分からない。

戦闘シーン以外の神木と浜辺の会話もずっと朝ドラみたいで、退屈。
何か登場人物全員の演技がうっすら変だし、もし賞を貰うとすれば神木隆之介じゃなくて吉岡秀隆では?

佐々木蔵之介は何か変なキャラ入れて演技してるし。

「シン・ゴジラ」では全員があえて長ゼリフを早口で喋り、BGMで常に煽ってテンポを出してるのに対して、
この映画は音楽も効果的でなく、全体的に間伸びしている。

そもそも、なぜゴジラが誕生したのかの説明も無い(それはシン・ゴジラも無かったかも)。
旧ゴジラとは世界線が違うので、何とも言えないが、
ゴジラ誕生の理由が「恐竜の生き残りがビキニ環礁の水爆実験で大量の放射能を浴びて巨大化したから」とするなら、
核実験がまだ行われていないはずの1945年にどうやってゴジラが誕生したのかも謎のままである。
(オッペンハイマーで描かれた、原爆投下以前のアメリカのトリニティ実験は地上で行われてた)

そもそも、「ゴジラ−1.0」の「−1.0」の説明ってどこかであったのかな?

また、セリフも全体的に説明的で凡庸。
銃を狙撃した後、相手の方を見て「やったか…?」なんてセリフ、今どき古すぎて誰も使わないのでは。

今作品を好きな方への言い訳として、
やはり映画館で見てない分、必要以上に冷静に色々捉えてしまっただけかもしれません。すいません
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