最近はあらすじも予告も全く見ずに、ほぼ予備知識ゼロで映画を観るスタイルにハマっています。今回もそんな自分ルールで観た1本。
マイノリティへの偏見を持つ白人女性たちがあるトラブルをきっかけに取り返しのつかない事態に陥っていく様子を描いたクライムスリラー。
全編ワンショット＆リアルタイムで進行する作品。ワンショット撮影で近年僕が観た映画だと「カメラを止めるな！」「狂武蔵」「ウトヤ島、7月22日」などがありますが、調べてみると意外と少ないんですよね。
そんな中でも今作は最初から最後まで本当によく撮れていて、偶発的に撮影できたと思われるシーンもちらほら。それ故にとてもリアリティが感じられる作品でした。
ストーリー自体はシンプルですが、続きが見たい！と思わせてくれた数少ない作品。3時間ぐらいかけてこの続きも含めじっくり描いてくれていたら、さらに面白い作品になったはず。ただ、3時間ワンカットはさすがに難しいでしょうね。これはぜひ続編を期待したい映画です。お見事でした！
