シオ

ソフト/クワイエットのシオのレビュー・感想・評価

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)
4.2

言葉
思想

どこまでが暴力で
どこまでが許される

偏見
憎悪

違和感と捉えるのか
無関係で済ませるのか


soft
quiet

のつもりが
臨界に触れ

犯罪が造成する
悍ましい過程を


トレースする


_____


どうしても
ファニーゲームを
想起させられます

ただ明確な
ヘイトクライムが
描かれている分
前述の不可解な胸糞より
今作品の方が胸糞感を
感じました
ワンカットの手法も
確信的で効果的


日常に蔓延る
大小の憎悪が
日常に融解する
大小の狂気が

視聴者を第三者の立場から
同じ舞台に引き摺り込みます
シオ

シオ