ソフト／クワイエットの田面のネタバレレビュー・内容・結末

いい歳した女性が集まって、白人至上主義を唱える。井戸端会議で不平不満を言い合っているだけなら良かったんだけどね。レイシストで、尚且つ一番の問題は頭の足りない人しか居なかったという。

商店でアジア系女性と口論の末、銃で脅して追い返す。
そのうえ「礼儀を教える」と彼女たちの家に乗り込み、パスポートを探し始める。
「いたずら」と言ってはいるが、この時点で不法侵入に窃盗。そのうえ殺人、死体遺棄。もう本当に頭が悪い。

全編を通して彼女達の口から出る言葉は聞くに堪えない単語や他責的な言葉、罵りのオンパレード。言わばエコーチェンバー効果が最悪の結果をもたらしたと言える。

ラストで実は生きていた姉。ここで物語が終わるのは、劇中で描くまでもなく結果が判っているからなのだろう。
それでも消化不良な感じは否めない。ワンショットである必要性もあまり感じなかったが。