ゆうがer

ソフト/クワイエットのゆうがerのネタバレレビュー・内容・結末

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

話:2.0怖さ:2.5映像:3.0
音楽:2.5演技:3.0時間:3.0 計16/20

メインビジュアル(★)+0.1

子どもが中々授からない…
パイに刻まれたヒトラーの象徴…
あるコミュニティのリアルなプライベート空間を覗き見た気分に。
"女性"とは何であるのか。
"黒人""白人"はどうあるべきか。
(アーリア人の主張)
OKサイン👌は、白人至上主義の象徴。
「"女性解放"よりも"女性らしさ"を」
1990年代から"個人化"が進んだという時代背景を投影。

「絵が上手」と褒めた割に、兄に教わった事を聞くと目の色を変えて少し引き気味の態度を取る場面から、考え方が違う事を象徴的に捉えることができる。
これが、終盤のいざこざで露呈する訳だ。
メッセージ性が色濃く出ている演出が多くあった前半に対して、後半は純粋な暴力であったり、差別に対する考えのあり方を明確にする目的があったように思え、「ソフト/クワイエット」というタイトルに主人公の心情を上手く当てはめていた。
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