ワイルド・リベンジのshunsukehのレビュー・感想・評価

主人公が復讐に向かう必然性の作り方は上々で説得力を持つ。リベンジのアクションもやり過ぎず程よい加減だ。一方、デ・ニーロ演じる保安官に関する描写が中途半端で本筋にはほぼ関係なく、デ・ニーロは端役に過ぎない。また、黒幕の正体には意外性というより設定の無理を感じてしまう。最後に主人公と対峙したときの黒幕の説明的な台詞は昔の2時間ドラマを思い出させる。