けーご

ロスト・フライトのけーごのレビュー・感想・評価

ロスト・フライト(2022年製作の映画)
4.0
 年明け最初のフライトは生憎の悪天候。
機長のトランスはシンガポールから東京を経由しホノルルへの空路を乗客とカナダへ移送中の囚人ガスパールを乗せてフライトへ。
 しかし雷の影響で機器が故障し万事急須。降下中に陸を見つけ着陸させるがそこはテロ組織が支配する島だった。ーー

本作への一言
『一つ一つ着実に』

 久しぶりに映画館鑑賞作品のレビューで、自分的にすごく好きな展開で鑑賞後のロビーでレビュー書いてます!
 ジェラルド・バトラー主演。妻に先立たれて離れて暮らす娘と再会するために、機長として乗客を全員無事で家族の元へ帰すために元軍人のガスパールと共にテロ組織に立ち向かうというストーリー。いい意味で展開が読めるし、起承転結がハッキリしていて無駄がなかった。

 娘と会うことを心待ちにしてフライトに臨むトランスが囚人移送と悪天候というダブルトラブルに見舞われてテロ組織に人質を取られるところが無駄なく描かれていた。

 軍に所属していた同士で人質解放に向かうシーンも至ってシンプル。機長として機内、着陸した島で乗客や添乗員が死んでしまい責任を感じているところに彼のキャラクターが表れていた。その裏では航空会社が傭兵を使ってトランスたちの救出作戦を立てていて、緊迫感もあった。

 テロ組織との対決は迫力があった。傭兵たち強すぎない⁈ってくらい組織の男たちを倒していくし飛行機を飛ばすまでの時間稼ぎでの戦いは手に汗握りました。こんな状況で1日で二度も発着陸をした機長なんてそうそういないのでは(笑)
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