ロスト・フライトのアヤネのネタバレレビュー・内容・結末

2024年48本目。
ジェラルド・バトラーが最強のいつものやつかと思いきや、ジェラルド・バトラーより強いやつが複数いるという安心設定で面白かった！まぁもちろん民間人にしては強すぎるけどね！！そこはもう彼はしょうがないからね！正当防衛で人殺しちゃって狼狽えたり、全部終わったあとに茫然としちゃうみたいな、人間っぽいジェリーさん久々に見れたのでファンとしてはそこも満足。
トランスは正義感と責任感をしっかり持ってて「こういう上司の下で働きてー」って感じの人だったけども、彼だけじゃなく、登場人物たちがみんなそれぞれできることやって頑張ってたのがよかったなー。ガスパールもダレもボニーもスカーズデイルもみんなかっこよかった。あっ、あと救出部隊の、ごつい銃でひとりずつ撃ち抜くアジア系スナイパーのひともめちゃかっこよかった。職人だ…。
ガスパールは都合のいいキャラと言えばそうなんだけど、漢気あって面倒見がめちゃよくてすきだなー。おかげで、トランスが割と無邪気にガスパールに頼ってる感じがあって可愛かった。「元軍人の君に聞こうかと…」とか。別れのシーンもさらっとしつつ、難局を共にして互いに培われた信頼みたいなのがしっかり見えて好感触。
展開にスピード感があって、ハラハラドキドキはするけどストレスは感じさせないつくりになってたのも良かったな。あと離陸前の機内の様子が丁寧に描かれてたのはこういう映画では珍しかった気がするし、だからこそトランスたち乗務員のかっこよさがより光ったのかなーとも思った。でも劇場で見てたら迫力ありすぎてしばらく飛行機乗りたくなくなったかも笑 「非常宣言」見た時も思ったけど、こういう映画はやっぱ心臓に悪いねー。