クリーム

ロスト・フライトのクリームのレビュー・感想・評価

ロスト・フライト(2022年製作の映画)
3.8
ちょうどハラハラしたかったので、楽しかったです。ジェラルド·バトラーが民間のパイロットなのだが、軍のパイロットに見える。ほぼ軍人の様な役回りでした(笑)。色々、ご都合主義だけど、GWだしスルーして楽しみました。

トランス機長が操縦するブレイザー119便は、嵐による落雷を受けるが、奇跡的にフィリピンのホロ島の森に不時着します。激しい機内でクルーと巡査の2名が死亡。機長を含む17名は無事でした。しかし、通信手段がなく、助けを求める為、トランスは、乗客として輸送中だった凶悪犯ガスパールの手錠を外し一緒に通信手段を探しに行くのですが…。



ネタバレ↓



島には武装集団が潜んでいて、身代金目的で全員狙われます。ガスパールもトランスも元軍人って、都合良いけど、我慢、我慢。ガスパールは、冷酷な殺人犯ですが、武装集団の卑劣なやり方には、ガスパール位で丁度よい。トランスが通信手段を探している間に次々、殺します。トランスが会社と娘に連絡した所、敵が襲いかかって来ますが、ガスパールに助けられます。2人が、飛行機に戻ると残されていた乗客達が捕らえられ、バスで連れ去られる所でした。救出に向かう2人。
社内では、119便の場所が特定され、危機管理担当者の腕利き·スカースデイルが傭兵チームを送り込む事を決定し、派遣します。
トランスとガスパールは、皆を救いに行き、バスに乗せる迄は出来ましたが、回りは敵だらけ、トランスは、自分が囮になると言い、1人で出て行きます。
武装集団のリーダーと対峙し危機一髪の所を送り込まれた傭兵チームに助けられます。
しかし、助けは24時間来ないと言う。このままでは、武装集団に皆殺しにされるのを待つだけだった。トランスは、副操縦士が電気系統を直してくれていた事もあり、一か八かこの119便を飛ばし脱出すると言います。
ギリギリまで調整し、皆を乗せ何とか飛び立ちます。ピンチを救ってくれたのは、ガスパール。彼はお金を持って逃げる為に飛行機に乗りませんでした。
隣の島に何とか緊急着陸し、娘に電話するトランスでした。

飛行機の不時着等も迫力があって良かったし、武装集団がわりと容赦無いので、ハラハラして面白かったです。色々、突っ込み所は、ねじ伏せ楽しんだ者勝ちな作品です。終盤は手に汗握る展開で、良かったし、ガスパールが金を持って逃げ、ラストに活躍してくれるのも、この作品では気持ち良かったです。敵とは言え、結構殺してたけど…。
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